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zoom RSS Viva アンサンブル〜演奏後記:夏のロッシーニ祭りin 南大沢〜

<<   作成日時 : 2010/07/27 17:44   >>

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ぐわーーー


書くべき時に書こうと宣言したブログですが。
またしても余りに放置しすぎた感が・・・・


何してたんでしょうかこの一カ月。

余りの暑さに
過ぎ去った何もかもが既に遠い記憶・・。

みたいな事になりそうです


熱中症にかかる方も多いと聞きます。
ほんとに大変な夏になりましたね。

電車から降りる
建物から出る

クーラーとの温度差が酷くて
体がなかなかついていきません。


皆さんも水分補給、塩分補給
そして上手な気分転換。

お気を付け下さいね。



さて、そんなうだるような猛暑の中
先日歌って来ました。

夏のロッシーニ祭り in 南大沢。


本当に本当に暑い中
沢山のお客さまに来て頂き
本当にありがとうございました


ロッシーニ。


という作曲家の認知度って
正直一般的にはそんなに高くないと思うのです。

しかも聞いた事もないようなオペラの作品ばかり集めたコンサート。

どのくらいお客様に来て頂けるものかと
危惧しておりました。

勿論満員とは行きませんが
沢山の方に足を運んでいただけて
本当に心暖かい拍手を頂けて

ああ、やってよかったなぁ・・。

と思っております。

何とか工夫をして
歌い手自身が字幕も作り、
それぞれが解説にマイクを手に持ち、

なにもかも手作りのコンサートでした。


最後のアンコールに
通常は2人で歌う「猫の二重唱」を
出演者全員で8重唱したのですが

全員猫の耳をつけ
4組のカップルに分かれて
いろいろ演出も考えました。

客席からも笑い声がかなり漏れて来て。
楽しんで下さっているのが
ステージにも伝わりました。

ロッシーニの音楽の楽しさを

これで一人でも二人でも
新たに知ってくれた人がいてくれればなぁと思います。




さて。

肝心の自分の演奏については





・・・またも反省の二文字です。





高音の発声が上手く行かない所がハッキリありました。

出なかったとかそういう事ではなく
質の悪い声だったなと・・。

アンサンブルの中の音でしたから
私以外の皆さんが
良い演奏をしていただけに申し訳なかったです。


しかしやってしまったものはもう取り返せない。

いつかチャンスを頂いて
必ずリベンジして見せます



オペラ歌手って

一人で大きな口あけて
大声で歌ってるイメージを

昔は持っていました。



でも違うんですよね。


絶対一人でなんて歌ってないんです。



一人で歌い続ける事の方が稀で

実際オペラ全曲を演奏するとなれば
アンサンブルが出来るかどうかって事が
よっぽど大切で。

それって例えば一人でソロの歌曲を歌うんだって
絶対となりにピアニストがいる訳で
その人の音楽をいかに感じながら
共同作業で音楽を作っていくかって事だと思うんです。

もっと言えば実際に音を出す者同士だけでもなくて
演出家、指揮者、衣装、照明、メイク、舞台スタッフ・・

そして何より、
作曲家と台本作家、または作詞者。

時を越えて
年齢や、人種を超えて、
ものすごく多くの人と共同作業をしていく。

それがオペラが総合芸術って言われる所以だと思うんです。


あ。

なんかこ難しい言い回しになって来ちゃいましたが。



この世界に関わってみて
その事が分かってから

あ。オペラって面白いんだなって。

思えるようになった気がします。


Viva アンサンブル





今回の出演者、初対面も方も多くて
決して元々良く知っている仲間という事ではありませんでした。

始めは練習の仕方も
どう進めていいか、お互いに感じがつかめませんでした。

それでも一回、二回と稽古を重ねるうちに
段々とお互いに見えるモノが増えて来て

少しずつ稽古が面白くなっていったような気がします。


最後には振り付けの細部にこだわり出し。

「右に手を出す時は腰の角度はこうで・・」

などと稽古場の隅で

それなりの年齢の男性が3人集まって
汗だくで一生懸命練習している姿など。

後ろから見ていて
どれだけ可笑しかったか(笑)。



勿論そこには。

ロッシーニの
底抜けに明るい音楽ありき。

ですけどね






今回も勉強になりました。


素晴らしい共演の皆様
手伝ってくれたスタッフの皆様

そして会場に来て下さったお客様


皆様に心からの感謝






さぁ。

次は大好きな大好きなオペラ「愛の妙薬」です。

既に稽古は始まっていますが。


ハッキリ言って。

絶対これは面白くなります!!


キャスト、演出、ピアニスト。

ほんと皆さんすごい・・。


あたしは負けないように
ついていくのに必死です




場所が千葉と少し遠いですが

是非是非皆さん、
お越し下さーい


画像



写真は「ロッシーニ祭り」の楽屋
左から小倉牧子ちゃん、私、但馬由香ちゃん。
二人ともとってもBravaでした

ちなみに私、普通に立つと大きいのがバレバレなので
ちょっとしゃがんでみてます(笑)。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
オペラ歌手って言うと、ものすごく遠い存在って感じですが、こういう記事を読んで、反省したり、試行錯誤したりしていらっしゃるのを知ると、なんだかとても身近に感じます。
一人で歌っているようでもそうではない、いろいろな人の協力があって初めて成り立っている、何だか人生そのもののようですね。
深いっ!

愛の妙薬、いよいよカウントダウンですね!
どんな舞台になるんだろう、すごい迫力だろうなぁと、夢が膨らみます。
今からドキドキしちゃうくらい楽しみです!
ぱお
2010/08/17 15:05
>ぱおさん
書き込みありがとうございます舶ヤ信が遅れてすみません。
愛の妙薬、とても小さな会場ですが臨場感とやっている中身は結構濃いのでは無いかと…氈B
字幕も見易くついてますしお話を楽しんで頂けたらいいなニと思います。頑張りますっ。
佳子
2010/08/22 00:37
素晴らしかったです!
素晴らしいソリストとピアニストとの方々。
85席という小ホールで、こんな贅沢、いいんだろうかと、夢見心地でした。
いや、しかし、皆さん個性がものすごいですね。
まずピアニストの方の入場の時の一声で会場の空気ががらっと変わった感じがして、
それから後も皆さんの個性に圧倒されっぱなしでした。
オペラって本当に楽しいものなんですね!
そして山口さん、本当に素晴らしかったです。
ドラマチックでド迫力でありながらものすごく繊細なアリア、アディーナの感情が波のように客席を包み込んでいました。
でも、今回字幕(オペラ初心者の私にはありがたかったのですが)を読んで、アディーナってこんなひどい女だったのかと改めて認識しました。
やってることも言ってることも、こんなのありっ?って感じです。
それでも、最後のアリアの美しさは、せつなく、美しく、崇高な感じさえして、アディーナに対して感じる矛盾や批判みたいなものを全てなぎ倒して、ただただ素晴らしいと感じさせていまう。
音楽の力ってすごい、山口さんってほんとにすごいっと改めて感じました。
ほんとにほんとに素晴らしかったです。
素晴らしいひとときを、ありがとうございました!
ぱお
2010/08/23 09:27
>ぱおさん。
わーお礼が遅れてしまってすみません。22日は本当にお暑い中足を運んで頂きありがとうございました。お会いできればと思ったのですが、終演後客席に出ていく雰囲気ではなかったので・・・残念です。。

そうなんです今回のキャストは皆さんホントに凄くてご一緒させて頂けるのが恐れ多い方々ばかり・・。ピアニストの河原さんのあの第一声も、演出家がちらっと一言言っただけであーなったんですよ(笑)。最終リハで急にアレをやられた時には舞台裏で可笑しくて可笑しくて、思わず吹き出してしまいました。

幸せな現場に居させて貰っているととても思います。
ただいくら私達が無い頭を一生懸命振り絞って作品の面白さを伝えようと頑張っても、それはそれを感じて下さるお客様が居て初めて成り立つ事。
ぱおさんのように感性のある方に聞いて頂けて、楽しんで貰えた事は本当に嬉しいと思います。ありがとうございます。

アディーナは自分が本当にネモリーノの事を愛していると自覚した瞬間から、やっと人間の本質に近づくような気がします。
この作品のテーマはやっぱり純粋に誰かを思う事の尊さや強さなんじゃないかなと思うんです。
そしてオペラの凄さって、それを音楽が体現している事なのではないかと。

あと2公演。
また頑張って歌います!!

本当にありがとうございました


佳子
2010/08/24 23:47

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