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zoom RSS 哀愁の後ろ姿。〜演奏後記・ドニゼッティ・ガラコンサート〜

<<   作成日時 : 2011/07/07 01:11   >>

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今のところ降らないですねぇ・・。

今夜は12時くらいから
八王子は降水確率が上がるようなのですが。。


相変わらず暑い毎日で

今のところエアコンは
一度もつけずに過ごしていますが

今日は午後いっぱいピアノの部屋に籠っていたら
知らない間にじっとりと汗をかいていました。

歌ってたのもあるけど。
一応うちの家の中では
一番涼しい場所のはずなんだけどなぁ・・・。



さてそんな先週土曜日
歌ってきました。


7月2日ドニゼッティ・ガラ・コンサート


5月にありました
藤原歌劇団・日本オペラ協会合同ガラコンサートの時も
パルテノン多摩でしたが今回はその小ホール。

前回は純粋に字幕担当だったので
データを打ち込んだ専用のパソコンを
持ち込んだのですが

今回はそれプラス自分の衣装・・・。

いやなかなか
会場まで行くのが結構重労働でした・・。

会場に入る頃には汗びっしょり。

早起きして巻いた髪の毛なんて
何の意味もない状態に・・。



あれですわ。



やっぱり免許欲しいかも・・。



まぁそれはさておき。

字幕の操作はお手伝いして下さる方に任せ
楽屋入りしたんですが。

そこで恐れていたことが・・・。


私よりも前に楽屋入りしていらした皆さんのドレスの中に。




あ。


かぶったーーーー。




ものの見事に色違いのドレスを発見。。

某有名ドレスメーカーの新作だったので
もしや・・・と思っていたら予感が当たってしまいました。

急いで実家に電話して
聴きに来る予定の両親に
代わりのドレスを持ってきてもらうように手配しました。

助かったほんとにありがたいなぁ。


などと思っていたところ。

というか先にもうちょっとちゃんと確かめれば良かったのですが。

実はその色違いのドレスを持ってきていた方も
これまた別の方とドレスの「色」が全くかぶってしまったので
ついさっき実家に電話して別のドレスを手配したとのこと。


あららら。

時すでに遅し。
両親は新しいドレスとすでに車を走らせてしまっていました。

申し訳なかったです。。


そんなこんなで
すっかり本番前にバタバタしてしまったのですが。


楽屋での楽しいおしゃべりをしながら
コンサートは順調に進み。

ドン・パスクワーレ
アンナ・ボレーナ
ルチア
ファヴォリータ

ドニゼッティの名曲アリアと
珍しい歌曲など

皆さんの好演も続いて。
私の本番も何とか滞りなく終わりました。

ドン・パスクワーレの二重唱の相手は東原貞彦さん。


以前からいろんな公演の現場で
一緒にカヴァーキャストをやったり
または私はカヴァーで東原さんは本キャストでだったり

何度かご一緒したことはあったのですが
ちゃんと一緒に本番をやるのは初めてでしたが。

とてもとても
楽しい時間を過ごさせて頂きました。

ドン・パスクワーレとノリーナの二重唱は
途中で言い争いになるシーンがあって
頭にきてついノリーナはパスクワーレをひっぱたいてしまうんです。

勿論ほんとにたたいたりしませんけど。
リハーサルで照明さんに東原さんが
「この辺まで来ていいですか?」
と舞台のほんとに隅っこまで照明を当てて貰うように頼んでいたので
どうなるのかなと思ったら

私がひっぱたいた瞬間
「あーーー」と叫びながら

ぐるぐるぐるぐる

3,4回転くらいしながら舞台端の壁まで飛んで行って
蝉のようにべたっとへばりついたんです(笑)。

いや・・・あたし。
そんなに力はないと思うけど。。

と心の中で呟きながらも
スラッと背の高い東原さんが
がに股で壁にへばりついてるその姿がなんともおかしくて。

私がしないといけないのは
怒ってる演技なんですけど・・・。


いや、だいぶ堪えるのが苦しかったです(笑)。



お客さんもずいぶん笑っていました。


あのシーンは
その後に非常に哀愁の漂うオケのメロディの中で

「ドン・パスクワーレよ。お前ももうおしまいだ・・」

とパスクワーレが呟くように歌うとこがあって
そこが何とも物悲しくて、切ない。
あのオペラの中で私が一番好きなシーンなんです。

その前のドタバタが
可笑しければ可笑しいほど

パスクワーレがつい可哀想になって
そこで思わずホロリと来てしまうんだと思うんですよね。


うーん。その辺が実に。
BRAVOでした


その壁にへばりついた
哀愁漂う後ろ姿を見ていたら
つい役柄を忘れて
「叩いて(叩いてないけど)ごめんね・・」

って声をかけてしまいそうになりました(笑)。




私達の二重唱が前半の最後で

コンサートの後半は
ルチアの狂乱の場があったり二重唱があったり。

本当に皆さん素晴らしい演奏でした。


場所が都心から少し離れているので
どのくらいのお客様に来て頂けるのか
少し心配しましたが

お暑い中
大勢のお客様にお集まりいただけて
本当に嬉しかったです。



ガラコンサートって
いいですね、華やかで。

それに
共演の皆さんの演奏を間近で聞けたり
いろいろなお話が聞けたり。

勉強になります。



ちなみに私は出演しませんが

このドニゼッティ・ガラコンサート
今度の11日にも荻窪の杉並公会堂で
また違うメンバーであります。

もしよろしければそちらにも。

私は調光室(会場の後ろから照明などを操作する部屋)から
字幕の操作をしております(笑)。



そんな訳で今回も

共演の素晴らしい皆様
ドレスを運んでくれた両親(汗

お世話になったすべての皆様と
会場にお越しくださったすべてのお客様に

心から感謝を




さて。

来週からは「ミニョン」の稽古が本格化。

フランス語の暗譜地獄に入ります・・・。




あ、ちなみに。

会場の撤収時間がギリギリで
今回は誰とも写真撮れなかったんですよね・・・・泣。




あ、

って言ってたら


雨だ。


すごいな天気予報。








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