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zoom RSS 本番の合間にまとめての〜演奏後記・ほのぼのコンサートとボエームと八王子と椿姫〜

<<   作成日時 : 2011/10/08 16:42   >>

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10月も半ばに差し掛かりました。


金木犀の香りがそこかしこから

我が家の前は
銀杏並木のぎんなんがたわわに実り

歩道に落ちては行き交う人に踏まれて
今年もあの特有の香りが
そこはかとなくしてきました。


9月終わりからこのところ本番続きで

9月21日、25日

10月1日、3日、6日、7日、9日と歌い続けております。

昨日はミラマーレの宮本さんのリサイタルが無事終了。

残すは明日のロッシーニ協会の演奏会。


今日はその合間の一日。

前半戦をまとめて振り返っておきます。


9月21日

毎年恒例
牛久の井上内科クリニックのほのぼのコンサートに行ってきました。

去年の日記にもあります。

今年は本当は4月にお伺いして
春の曲などを・・・と思っていたのですが

3月の震災の事もあり
秋に延期という事でした。

ところが当日は
ちょうど大型台風が接近中。

開催出来るのかしらと危ぶみましたが
(どうも今年こんなことばっかりです・・・)
院長先生から「台風でもやります」との心強いお言葉

台風に追いつかれないように常磐線で北上し
台風と入れ違いにつくばエクスプレスで帰ってきた

という感じでした。

コンサートの時間帯はまだ牛久まで台風も届かず
お客様にも来て頂けて

今年も「秋の歌」
また「家族・ふるさと」といったテーマで
プログラムを選曲。

皆さんで大きな声で一緒に歌いました

唱歌「虫の声」ではマラカスやクラベス、ギロ、鈴など打楽器をいくつも持参。
虫の声さながら音を鳴らしながら。
突然の無茶ぶりで手渡して演奏して頂きましたが(笑)
皆さんとてもお上手で楽しかったです

今年はちょっとポップスの曲も
という事で「涙そうそう」や「上を向いて歩こう」なども。
最後にオペラのアリア「私は夢に生きたいの」も歌って。

盛り沢山なコンサートになったような気がします。

台風の事などすっかり忘れての一時。
私自身とても楽しかったですし、
何よりお変わりない皆さんの笑顔をまた見ることが出来て
とても嬉しかったです。

少しでも皆さんが楽しんで下さって
元気になって帰って頂けていればと思います。

そしていつもご用意して下さる美味しいサンドイッチは
今年も健在!
本番前にも関わらず3つも頂き、
つい残りも鞄に入れて帰ってしまいました(笑)。

結局帰りは台風の影響で秋葉原で足止め。
山手線も中央線も止まって
八王子まで戻るのに6時間くらいかかりましたが

それすら心地よい疲れでした。

井上クリニックの皆様。
コーディネーターのマキナ様。
来て下さったお客様。

今年も本当にありがとうございました
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さてこの調子で書いてるとどんだけ長くなるんだ?

と言う感じですね(汗。
駆け足で参ります。


9月25日

普段からお世話になっていますテノールの小山陽二郎さん。
その門下生を中心とした勉強会がありまして

「ラ・ボエーム」全曲。
演奏会形式で歌ってきました。

で、それが・・・ムゼッタじゃなくて・・・。

なんと・・ミミ。

ひーー。恐れ多い。。

ムゼッタは何度も歌ってるんですが
ミミは私の声にはちょっと重たいので・・。

ただ勉強は勿論してあるし
そのうち年齢と共に声が変わってきたら
もしかしたら歌えるのかなぁ・・と思っていたら。

勉強会だしやってみれば?
ということで。

初挑戦。


で、歌ってみて・・・・まぁ。。割と惨敗の感がありますが。
意外にも声の破たんはそれ程感じませんでした。

この役をほんとにいつか歌う日が来るかどうかは別として
今まであまり歌ったことのない
リリックな旋律、それに応じた身体の使い方
勉強になった事がたくさんでした。

いくら1人で試行錯誤を繰り返しても
やっぱり人前で本番にかけないとわからないことばかり。

試してみる機会を頂けてありがたい事と思います。

小山さんはじめ共演の皆様
本当にありがとうございました


ところでこの実験工房的なグループ
代表の名前を取って「モンタニーニ」とよんでいるようですが
着々と水面下でレパートリーを広げつつあります。

そのうちメジャーデビューかも?
こうご期待です。

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10月1日

八王子市市制施行記念式典
でお祝いの演奏をしてきました。

毎年10月に行われるこの式典では
行政・産業・教育・文化
様々な分野で市に貢献した方が表彰されるんですが
そのお祝いのための演奏が毎年あって

八王子高校の吹奏楽部と私の演奏が今年はありました。

地元でこういった機会に呼んで頂けるのは
本当に嬉しい事だなぁと思います。

慣れ親しんだ
いちょうホールの小ホールで

オ・ソーレ・ミーオ
この道
夕焼け小焼け
あなたが欲しい(サティ)
侯爵様、貴方のようなお方は(オペレッタ「こうもり」)

5曲を歌わせて頂きました。
ピアノははるばる6時半起きで足立区から来てくれた(笑)巨瀬君
会場リハが出来ない厳しい条件の中
本当に頼もしい演奏で支えてくれました。

「夕焼け小焼け」は八王子にゆかりの曲ですが
伴奏パートは巨瀬君が自分でアレンジしてくれて
とっても素敵な編曲になっていました。

お世話になりました
八王子市の関係者の皆様。
聴いて下さった皆様。
巨瀬君。

本当にありがとうございました

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10月3日

さてやっと最後の一つ。

こちらも小山さんとご一緒させて頂いたのですが
聖路加タワーの最上階レストランで
定期的に行われているコンサート

フォルテ・サロンコンサート

にお邪魔しました。

今回はヴァイオリニストの木野雅之さんとの共演という
なかなか得難い機会を頂きました!!

前半はそれぞれがアリアやカンツォーネなど
木野さんもメンデルスゾーンの協奏曲。

後半は椿姫のハイライトと
木野さんのソロ曲をダダダーっと立て続けに

ベートーベンのロマンス
ピアソラの「ブエノスアイレスの秋」
サラサーテの「チゴイネルワイゼン」

名曲オンパレード。

チゴイネルワイゼンとかーー。
もーー。

鳥肌立ちました。



いやぁしかし。

良くイタリア人が冗談で

「Ma i cantanti non sono musicisti.」

って言うんですけどね。

「クラシックの世界に音楽家はいっぱいいるけど
 歌い手だけは音楽家じゃないよね(笑)。」


つまり歌い手は
楽譜がちゃんと読めないし
絶対音感もない
お客が盛り上がれば
いつまでも高い音伸ばし続けるし
ちっとも楽譜通り歌わない

クラシックの演奏家の中で
歌い手はとにかくお祭り気質でスグ調子に乗るから
指揮者や楽器奏者はそれに合わせるのが大変だっていう
皮肉と言うか愛情のこもったジョークなんですけどね。


なんかその言葉が
辛辣に胸に来るような
そんな木野さんの演奏でした。

準備は常にできていて
どの作曲家の色も体にすっと入っていて

ほい

と弓を下せばもうその音が鳴っている。

音が詰まっているし
必要なその色になっている。

あの安定感。



楽器が体の外側にあるのと
内側についているのと

その違いはありこそすれ。



自由自在に「音」を創り出す。

そしてそれで愉しませる。


やっぱりああいう人を

「音楽家」と呼ぶのではないかと。



愕然とする時間でした。



自分の体の緊張や
演劇的なテンションに引っ張られて
声のポジショニングが甘くなるようでは

「音」を創り出しているとはとても言えない。



少しでもあの域に近づけるよう

頑張りたいなと心から思いました。



本当に

出演者としても
一観客としても

とてもとても貴重なお時間を頂きました!



お声をかけて下さった小山さん。
プロデューサーの柳川さん。

素晴らしい共演の見角さん、珠里さん、平沢さん。
レストランルークの皆様。
そして聴いて下さったお客様。

皆様本当にありがとうございました

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という訳で。

私的秋のコンサートウィーク前半戦は
このような感じ。

ミラマーレの本番の演奏後記はまた後日!



さて明日は14時より

東京オペラシティ・リサイタルホールで
日本ロッシーニ協会定期演奏会です。


まだお席に余裕あります。

ご興味おありの方は是非いらして下さいね

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