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zoom RSS 完結篇は冷や汗ばかり〜演奏後記・モーツァルト協会フィガロの結婚〜

<<   作成日時 : 2014/03/08 13:06   >>

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昨日は都内でまた雪がチラリと舞ったとか。

高尾の山もくっきりと

窓の中から見る日差しは
だいぶ春めいてきているように思えるのですが

まぁ風の冷たい事。。

まだ春はもう少し先ですかね。


この時期は本当に体調を崩される方が多いですね。

私も気をつけないと。

と言っている矢先から、先週はアレルギーと風邪と併発して発熱も。

というか、何というか。

ほんとに、本番無事に終わって良かったです。。



そんな歌って来た本番はこちら。

日本モーツァルト協会「フィガロの結婚」

日時:2014年2月23日(日)13時開演
場所:東京文化会館(小)

出演:須藤慎吾(アルマヴィーヴァ伯爵)
   西正子(伯爵夫人)
   大川博(フィガロ)
   山口佳子(スザンナ)
   向野由美子(ケルビーノ)
   小林由佳(マルチェッリーナ)
   狩野賢一(バルトロ・アントニオ)
   小山陽二郎(バジリオ・クルツィオ)
   他

ピアノ:田村ルリ




私的モーツァルト3大スーブレット役制覇プロジェクトー!

(長いな、題名)

のとうとう完結です。



思い起こせば学生時代。

恩師、大島洋子先生は素晴らしきスザンナ歌い。

この役は私の憧れだったりしたんですが。


「山口さんは背が高いから、
スーブレット役は中々やれないかもね
声は合っているのにね。」

という先生のお言葉通り。

今まで本当に機会がなかったんですよね。。


確かに

背が高く、上品な伯爵夫人

その横でちょこまかする小柄なスザンナ


一般的に何となくイメージするのはこんな図ですよね。。

私がスザンナだと
伯爵夫人はどれだけ大きな人にって事に。。


実際。

フィガロやるならコンテッサ?

コジやるならフィオ?

ドンジョヴァならアンナ?

(ちなみに、「ン二」くらい縮めなくても、、といつも思う)

という質問を受ける事が実に多かったです。



しかしまぁ。

時は移り変わり
人々の感覚も変わるものなのという事なのか。

或いは日本人歌手の平均身長が高くなっているからか(笑)。

(またちなみに今回女声陣の平均身長は多分165センチ位)


最近は体格から役柄を想像する事も
少なくなってきたのかなぁと思います。

あと、解釈にも幅が広がって来て
いろんな演出方法が出てきたって事かも。


今回は

「スザンナ初挑戦なんです」

と言ったら

「え??意外ですね!」

と言われることが多かった。。


あら。。

これはもう私ぐらいデカくても

スーブレットが務まる時代になったって事かしらー!


と、ぬか喜びしておきます(笑)。



ただ、

初役で慣れていない私にとっては
今回は稽古が少なくて、ちょっと不安でした。

何しろキャストの皆さん、お忙しい方ばかりなので
中々集まれない。

勿論一ヶ月丸々それぞれのスケジュールを拘束するには
それ相応の費用が掛かる訳で。。

その辺はまた別の難しい話ですけど。。ふむむ。

でも、出演しながら制作もして下さった須藤さんの計らいで
お弟子さん達、若い歌い手さんが
稽古のアンダースタディを務めてくれて
本当にありがたい事でした。

また若い歌い手さんにとっては
先輩方のアドバイスがきけて
有意義な時間だったみたいですし。

ああ、良い事だなぁと。。しみじみ。

しみじみ?

いや、してる余裕はなかったか。

とにかくスザンナは出ずっぱりの役なので
全体のペース配分というか
その辺を掴むためにも

稽古は一回でも多い方がありがたかったのですよね。


それと今回はまた
セミステージ形式だったので

こういう時に一番大変なのは、実は衣装。

なんですよね。

何しろ舞台装置がないので

何処まで衣装っぽくするか
何処まで演奏会っぽくするか。。

基本的に本人の持っているものを持ち寄って
足りないところは新しく作って。

制作に入って下さったオペラ団体フィオーレさんの
持ち物がいっぱいあったのですごく助かったのですが。

女中の衣装はないそうで。


それで。

結局。


自分で用意しました(笑)。

いやー、学生時代を思い出しました。

そういえば足りない衣装とか小道具とか
夜中によくチクチク縫ったなぁと。


ネットで安く使えそうなものを見つけて
手芸屋さんにいって足りないものを用意
自分なりにアレンジ。


何だか。

楽しかったです(笑)。


作った作品群がこちら。

画像

前半の衣装の下にはくパニエ

画像

後半の衣装の下にはくレースのパニエ

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ケルビーノちゃんのサッシュベルト

画像

これはフィガロの結婚式の衣装の腰巻

この他にも
基本のワンピースはサイズを自分用に詰めたり
ウエストベルト、レースの飾りつけ
裾のギャザーを寄せたり

あと4幕変装用に黒のヴェール2人分とか。



母親に

「あんた声が出なくなったら、衣装で雇って貰ったら」

と言われました。


。。。


うーん。

それもいいな。


いや、もとい。

プロの衣装さんになるには
それ相応の努力と勉強と経験と才能が必要です。

おいそれとなれるものではないです。

すみません。。



それでね。

あんまりそっちに一生懸命になっちゃって。

疲れが溜まったのもあるんですけど。

勿論、雪かきで疲労困憊になったのもあるんですけど。。



告白。

あー、実は本番二日前に風邪引きました。。


当日は喉が真っ赤でヒリヒリ

淡が四六時中絡んで

最後まで声が持つのかどうか。。

ヒヤヒヤしながらの舞台でした。


アホデス。


何とか最後まで務まったので良かったのですが。


本当に。

アホデス。


せっかくの初スザンナ役。

せっかく頂いた機会。

プロジェクト完結編なのに(?)。

なぜ万全の体調で臨めなかったのか。


後悔しきり。



ただ。

それでも。

素晴らしい共演の皆様と、

このホントに素敵な作品に関われたこと

その事はやっぱり。


大きな喜びでした。


願わくば、聴いてくれたお客様が

楽しんで帰って行かれたことを。



そんな訳で今回も。

モーツァルト協会の皆様はじめ

お声を掛けてくれたフィオーレの皆様

素晴らしき共演の皆様

スタッフの皆様

お世話になりました全ての皆様と

御越し下さいました全てのお客様に

心よりの感謝を。


画像

前半衣装

画像

結婚式の衣装


あーー。

もう一度ちゃんと全部歌いたい。

何処かで歌える日が来ます事を!


衣装は自前でありますよーー(笑)。

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